亡くなられた先人たちのご恩に対し、あらためて思いを寄せるのがお盆である。
親鸞聖人は仰せになる。
願土(がんど)にいたればすみやかに
無上涅槃(むじょうねはん)を証(しょう)してぞ
すなはち大悲(だいひ)をおこすなり
これを回向(えこう)となづけたり
浄土(じょうど)へと往生(おうじょう)した人は、如来(にょらい)の願力(がんりき)によってすみやかにさとりをひらき、大いなる慈悲(じひ)の心をおこす。迷いのこの世に還り来たり、私たちを真実の道へ導こうと常にはたらかせるのである。
仏の国に往き生まれていった懐かしい人たち。仏のはたらきとなって、いつも私とともにあり、私をみまもっていてくださる。
このお盆を縁として、すでに仏となられた方々のご恩をよろこび念仏申すばかりである。
『拝読 浄土真宗のみ教え』折々のことば「お盆」より
今年もお盆がやってきます。明遵寺では下記日程にて法要を勤め、ご法話聴聞(仏様のお話)のご縁をいただきます。
【日程】
2015(平成27)年8月4日(火)
昼13:30から
2014(平成26)年8月5日(水)
朝10:00から 昼13:30から
※法要(正信偈のお勤め)引き続き法話
【講師】
本願寺派布教使 宮崎県 岩尾秀紀 師
どうぞお誘い合わせてお参りください。
0 件のコメント:
コメントを投稿