彼岸(ひがん)とは、念仏の教えをいただいたものが、いのち終えて生まれていくさとりの世界。
仏となった懐(なつ)かしい方々がおられる、阿弥陀如来の西方浄土のことである。
善導大師(ぜんどうだいし)はお示しになる。
西の岸の上に人ありて喚(よ)ばひていはく
なんぢ一心正念(いっしんしょうねん)にしてただちに来れ
われよくなんぢを護らん
阿弥陀如来は、「必ず救う、われにまかせよ」と、西の岸よりよびかけておられる。
如来のよび声は、南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)の名号となって、今この私に届いている。
如来に抱かれ、先に浄土へ生まれた方々に導かれて、彼岸へと続くただ一つの道、念仏の道を歩むのである。
『拝読 浄土真宗のみ教え』折々のことば「お彼岸」より暑さ寒さも彼岸まで、とありますように、朝夕は大分涼しくなりました。
明遵寺では下記日程にて法要を勤め、ご法話聴聞(仏様のお話)のご縁をいただきます。
【日程】
2015(平成27)年9月28日(月) 秋季彼岸会
昼13:30から
2015(平成27)年9月29日(火) 永代経法要
朝10:00から 昼13:30から
【講師】
本願寺派布教使 福岡市 紫藤 常照 師
北九州市八幡東区羽衣町2-5
浄土真宗本願寺派(西本願寺)明遵寺
0 件のコメント:
コメントを投稿